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若年性の更年期障害は女性に多い

2020年07月22日

本来女性の更年期障害は、45歳ぐらいから55歳ぐらいの間に起こることが多く、卵巣の機能の低下が一つのきっかけとなってホットフラッシュやイライラ、頭痛や肩こりといった症状が出てきます。閉経をすると軽減することが多いのですが、卵巣機能の低下以外にも、精神的に何か問題を抱えている場合は、症状が長引いてしまうことがあります。男性の更年期障害の場合は、社会的責任が大きくなってくる30歳後半から始まることが多く、ホルモンバランスが乱れるというより、ストレスが影響してしまうことが多いです。

近年多くなってきているのが若年性の更年期障害です。若年性の場合、20歳後半から30歳代に症状が起こり始めます。圧倒的に女性の方が更年期障害になることが多く、若年性の更年期障害の場合、ストレスや寝不足、飲酒のし過ぎなど食生活や生活習慣の乱れが原因となっていることがあります。女性も社会進出をするようになり、仕事をする上で責任を持つことも増えたためいつの間にかストレスがたまってしまい、自律神経が乱れ発症してしまうのです。このほかにも無理なダイエットを行い、体に栄養が足りない状態になると引き起こしてしまうケースが多いです。

若年性更年期障害が起きてしまうと、卵巣機能ももちろん低下してしまいますから、生理不順をおこし、不妊症となってしまうこともあります。まずはじめには、通常の更年期障害のように、のぼせやほてり、手足の冷え、めまい、頭痛ということが起きて、そのままにしておくと脱毛や骨量の変化、膣の乾燥や萎縮、そしてうつ病を発症してしまうことも考えられます。もし、この時点で急激に体重が減少しているようであれば、体は飢餓になったと判断し、生命を維持しようとしてまず妊娠しないよう生理をストップさせてしまいます。ですから、生活習慣が乱れるような行動はしないほうが良いのです。

更年期障害は卵巣の老化によって引き起こされており、生涯にわたって決められている卵胞が少なくなってきているので、生理が終わってしまってもある意味自然現象なのですが、若い時期に生理が止まってしまうことは体にとって良くなく、将来子供が欲しいと思った時に影響が出てしまう可能性があるのです。ですので、生理が来ない、なんだかイライラしたり、頭痛が激しく肩こりが解消しなかったりしている場合は早めに婦人科を受診するようにしてください。

若年性更年期障害の治療法としては漢方薬や低用量ピルの使用、ホルモン補充療法などが行われます。ホルモンバランスを整えることが目的ですが、これらの方法の他に自律神経を整えさせるために飲酒を控えて、寝不足に注意をする、程度に運動をしてストレスを解消させる、栄養のバランスを考えて体にとって良いものを食べる、といったことを行うようにします。仕事がきついと感じる場合は、何か他に夢中になれることを見つけて仕事にのめりこみすぎないようにすることが大切です。

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