LOH症候群の症状を解説

2020年01月19日
薬を飲む男性

LOH症候群は、LOC症候群と似た名前ではありますが、LOH症候群とLOC症候群とは全く違った症状です。LOH症候群は、加齢男性性腺機能低下症候群という名前であり、男性ホルモンであるテストステロンが低下することによって引き起こされる症状を総称してこう言われています。またの名を男性更年期障害といい、症候群であるので、直接的に命にかかわる病気ではないのですが、テストステロンというホルモンは生殖器や脳に影響を与えることが多いので、女性が更年期に不調を訴える更年期障害のような症状が現れるのです。

LOH症候群の症状は、生殖器や脳、皮膚や筋肉、そして骨や体毛に影響が出てきます。脳への影響としては不安感が起こる、憂うつやイライラが止まらない、性交欲の減退や不眠、疲労感や無気力があげられ、うつ症状のようなことが起こってきます。皮膚への影響は発汗が起こることが多く、暑くもないのに、汗だけが妙に出ることがあります。

そして筋肉の影響としては、特に怠けていたり運動をしていなかったりしたわけではないのに、筋肉量が減少してしまいます。体毛に関してはヒゲの伸びが遅くなり、生殖器の影響では性機能に影響がおよび、勃起不全や早朝勃起の減少が起こってきます。男性自身が自分で気が付くのはおもに性機能の衰えであり、身体の変化とともに気持ち的にも減退していると感じることが多いです。そしてそういった体の変化に対して、自信を失ってしまいさらに症状が重くなるケースもあるのです。

LOH症候群はこのように男性ホルモンが減少することがきっかけとなりますが、実はもう一つ大きなきっかけとなるものがあります。それはストレスで、30歳中頃から40歳代前半というのは、社会的責任も出てきたり、家庭内においても家族構成に変化があったりとストレスが溜まりやすくなっています。家に帰ってきても寝るだけの生活が増え、イライラすることが増え、疲労感をかかえたままストレスを解消しないまま次の日を迎えてしまうのでどんどんストレスがたまってしまい、体の不調が起きてしまうのです。そしてストレスがたまってしまうと、自分の存在意味が分からなくなり、何に対しても意欲をもって行えなくなってしまいます。こういったことが積み重なり、さらに体の仕組みとして男性ホルモンのテストステロンだけでなく体の中の様々なホルモンが、ストレスによって生成や分泌に影響を受けてしまう特徴を持っているので発症しやすくなるのです。

そして肥満傾向の男性にもLOH症候群が現れることがあります。そのため肥満を解消するために体を動かしたり何か趣味を見つけて活動を行ったりします。ですが、趣味はいきなり意欲を持って取り組む必要はありません。ボランティアを行っても良いですし、ゆったりと図書館などで過ごすのも良い方法です。あまりにも最初から頑張って取り組んでしまうとそれが逆にストレスになってしまうからです。ボランティアなどほかの人にとって役立つことを行うことによって、自分が存在する意味や人に感謝されるということがわかり次第に自信を取り戻していくことができます。

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